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やすだ整形外科

足の裏のお話

2007/11/19(月)

足の裏には土踏まずがあるように平らになっていないのはよく知られている事だと思います。大きく分けて足の裏には縦に2つ、横に1つのアーチがありそれらがスプリングの役目を果たし、衝撃を吸収し歩行をスムースにしています。アーチは骨と骨をつないでいるじん帯で固く結ばれていて、立ったり、歩く時には周囲の筋肉も同時にアーチがくずれないように支えて安定して歩ける事を助けています。
骨折後の変形や外反母趾などの骨のゆがみやじん帯の緩み、筋力の低下などがおこるとアーチの形が崩れ扁平足(いわゆるベタ足)になりさまざまな足の痛みを起こす原因になります。
洗面器にお湯を入れ足を温めたり、青竹踏みなどで足の裏をほぐしたりし、足の指を曲げ伸ばしする運動をすることはとても大切です。また、あまりヒールの高い靴や自分の足幅に合っていない(狭い)靴をはかないような靴に対する注意も必要です。
扁平足などで疲れやすい場合は土踏まずを強調するような足底板(いわゆる中じき)などで補正する事ができます。

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