最近、新聞や雑誌などでもよく取り上げられ、ポピュラーになっています。その大きな理由として骨の量を確認するのに、以前はレントゲンで主に背骨を撮影し変形や骨の薄さなどをチェックしていたのですが患者様にとっては少しわかりにくさがありました。
現在、骨の量を測定する方法が発達し簡単に行えてグラフや数値としてはっきり示す事ができるようになり患者様が自分の骨の状態についてわかりやすくなったためだと考えます。
様々な原因で骨粗しょう症が進みますが、当院では加齢に伴ったり、閉経後進んだりする場合が多いです。(女性ホルモンが骨の回転に関係しているからです)又、骨はずっと同じ骨があるのではなくて、常に古い骨を捨てて新しい骨を作って回転しています。最近は採血や尿の検査でどのタイプの骨粗しょう症か分かります。骨粗しょう症が進むと、身長低下、背骨の変形、背中の痛みなどが起こり、軽いケガでも骨折しやすくなります。
治療は予防として、食のバランス、適切な運動、日光浴などがありますが主におくすりによる治療が中心となります。おくすりにもいろいろな種類、特性があるので検査で患者様それぞれのタイプをはっきりさせ、それらに合ったおくすりを処方しています。簡単に骨量などの検査が出来るので院長まで相談して下さい。